CPUとGPUの違いは? パソコンのパーツについての解説【前編】
皆さんはパソコンのパーツについてどれくらい知っていますか?
CPUとGPUの違いは?
メモリとストレージ容量って同じ意味じゃないの?
ていうかGPUとかメモリとか聞いたこともないんだけど...
こんな疑問を持たれてるパソコン初心者の方向けに今回はパソコンのパーツについてなるべくわかりやすく説明したいと思います!
CPUについて
「Centarl Processing Unit(中央演算処理装置)」の略であり、パソコンの脳みそにあたる部分がCPUです。
私たちユーザーは、パソコンを操作するときにマウスやキーボードを用います。そういったマウスやキーボードからの入力に対し、適切に制御、演算を行い画面に出力してくれるものがCPUです。
パソコンを用いると、ほぼ全ての場面でCPUが動作しているといっても過言ではありません。
また、人から「お前のパソコンのスペック教えて」などと聞かれたら、基本的にCPUと後述するGPUさえ言えれば大体わかってもらえると思います。
GPUについて
「Graphics Processing Unit」の略がGPUです。
CPUを様々な制御、演算ができるオールラウンダーなものとしたときに、GPUは映像処理のみに特化させたプロフェッショナルのようなものです。
詳しくいうと、同じ計算を何百、何千個も並列して行うことができるのがGPUになります。CPUはせいぜい何十個が限界なのでGPUとCPUはかなり違うということがわかると思います。
・高画質でゲームをする
・派手なエフェクトを用いた動画編集
こういった場面ではGPUがかなり重要になってきます。
メモリについて
メモリはよく机に例えられます。
パソコンの脳みそにあたるCPUやGPUがいくら良くても、作業環境にあたる机が小さければその脳みそを存分に発揮することができません。
逆に机が大きすぎても、作業をするのはCPUやGPUであるため、作業速度が劇的によくなるというわけではありません。
ここが難しいところで、CPUやGPUは金額をかければかけるほど、処理速度は速くなるのですが、メモリはある程度のラインを越えれば、あとはいくら金額をかけても、処理速度への影響がほぼなくなります。
わかりやすく例えると、料理をするときにまな板を置くと他にものを置くスペースがなくなるような小さな机だと料理完成までの時間が長くなります。ですが、逆に一部屋埋まるほどの大きい机を使えばその分早く料理が完成できるかといわれるとそうではない、というものです。
また、起動するソフトによって机のスペースの占有率が違います。
例えば検索エンジンである「Microsoft Edge」はおよそメモリの1GBを使います(筆者の環境)。
ストレージについて
ストレージは倉庫のようなものです。
インストールしてあるソフトを保管しておく場所がストレージです。
ストレージが大きければ大きいほど、より多くのソフトをインストールすることができます。
写真のような書類関係もストレージで保存されます。
このストレージは大きく分けて2種類あり、
・HDD(ハードディスク)
・SSD(ソリッドステートドライブ)
です。
基本的な動作はどちらも同じなのであまり気にしないでいいですが、SSDの方がHDDより高価で性能がいいと考えれば間違いではありません。
最後に
いかがだったでしょうか。
パソコンのパーツについて雰囲気だけでも理解できたでしょうか。
最後に自分の友人が話していた内容をもとにクイズを出したいと思います。
Q1. スマホゲームのダウンロードができません。その理由は?
A. メモリ容量が足りない
B. ストレージ容量が足りない
Q2. パソコンゲームを高画質でプレイするとき一番重要になってくるパソコンのパーツは?
A. CPU
B. GPU
正解はどちらもBです。全問正解できたでしょうか?
後編ではここで解説しなかったクーラーや電源などを解説したいと思います。
後編を書きました。こちらから飛べます。