CPU、GPUだけではない!パソコンのパーツについての解説【後編】
今回はマザーボード、クーラー、電源などに焦点をあててパソコン初心者の方向けに解説したいと思います!
前編を見ていない人は下のリンクよりぜひ見てください。
マザーボードについて
マザーボードとは電子回路基板のことです。CPUやメモリはこのマザーボードに取り付けることになります。
そのため、マザーボードによって取り付けることのできるCPUやメモリが違います。
また、マザーボードのサイズ自体もマザーボードによって様々なため、パソコンのケースの大きさにも気を付ける必要があります。
クーラーについて
パソコンにおけるクーラーとはCPUクーラーのことを指します。
CPUは発熱が激しいため、放っておくとオーバーヒートを起こし、本来の性能を活かしきれなかったり、CPUの寿命が縮むことにもつながります。
そのため、CPUを冷却するCPUクーラーが必要になってきます。
CPUクーラーには基本的に
・空冷式
・水冷式
の2種類があります。
空冷式はファンと呼ばれるものでCPUに空気を送り続けることで冷やすものです。簡単にいうと、CPUに扇風機を当て続けて冷やすというようなものです。
空冷式は空気の通り道を考えなければ期待通りの冷却ができないため、注意が必要です。
水冷式は冷却液を用いてCPUの熱をラジエータに移し、ラジエータを冷やして、冷却液をまた送る、といった循環でCPUを冷やすというものです。
空冷式のメリットは水冷式より導入費、維持費ともに安価であることです。
水冷式のメリットは空冷式より静音性、冷却性ともに優れていること、スペースを取らないことです。
また、この他にCPUを冷やすものとして、CPUグリスというものがあるため、それも紹介します。
CPUグリスについて
CPUグリスとはCPUの表面に塗るもので、CPUクーラーの冷却効率を高めるものになります。
そのため、CPUの発熱対策としてCPUクーラーと共に、CPUグリスは必要不可欠なものになります。
CPUクーラーを積むときはCPUグリスもセットで考えるようにしましょう。
電源について
電源とは電源ユニットと呼ばれるパソコンにコンセントから電気を供給するものです。
パソコン初心者の方だと電源ユニットを軽視する方がいるかもしれません。
しかし、パソコンにとって電源ユニットも重要なパーツの1つです。
目安としてはパーツそれぞれの最大消費電力の合計を2倍にした電源ユニットがそのパソコンの推奨電源です。
なぜ2倍かというと、電源ユニットの最大出力の50%にあたる出力が最も電気変換効率がいいためです。
また80PLUSという認証がされた電源があります。これは電気変換効率が80%を超えていることを証明するものです。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
パソコンのパーツについての理解が少しでも深まれば幸いです。